この度、第6回日本小児禁煙研究会学術集会のお世話をさせていただくことになりましたので、ご挨拶申し上げます。
本会もこれまで5年間、東京・静岡・奈良・横浜・沖縄と全国各地で開催され喫煙から子供を守る取り組みも活発化してきたと感じており、第6回を大阪にて開催できることを嬉しく思っております。
近年、世界的な禁煙の流れや国民の禁煙意識の高まりから、日本でも禁煙への流れが大変加速してきたかのように思います。
しかし私の身近な環境を振り返ってみても禁煙どころか分煙すらない飲食店も多く、子どもをタバコから守る環境には、まだまだほど遠いと感じております
さて、第6回のテーマを『たばこの煙と脳科学〜たばこに侵される子どもの脳〜』とさせて頂きます。
喫煙が健康に及ぼす悪影響については、長い研究の歴史があり、今日においては多くの研究成果が蓄積しています。
第6回も医療関係者、教育関係者、行政関係者だけでなく多方面の方にご参加頂き禁煙、子どもを喫煙から守る活発な議論をしていきたいと考えております。
今回もますます予防医学をはじめ医療関係、教育関係そして行政関係などの多岐に亘る方々のご発表、ご参加をお願い致します。
皆様のご指導とご鞭撻をよろしくお願い致します。
平成27年5月 |
会 長 安原 昭博
安原こどもクリニック |
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